基本情報技術者試験の計算問題で度々出てくるMIPSとは何者なのでしょうか?
Wikipediaにはこうあります。
MIPSアーキテクチャは、ミップス・コンピュータシステムズ(現ミップス・テクノロジーズ)が開発したRISCマイクロプロセッサの命令セット・アーキテクチャ (ISA) である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/MIPS%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3
なるほど、わからん
Million Instructions Per Second(100万命令/秒)の略。コンピューターの処理速度を表す単位で、1秒間に何百万個の命令が実行できるかを表す。
https://www.otsuka-shokai.co.jp/words/mips.html
コンピューターの処理速度を表す単位なのですね
一秒間に百万回の命令を処理するよ! というのをMIPSと呼んでいるようです。
例えば、
平均命令実行時間が20ナノ秒のコンピュータがある。このコンピュータの性能は何MIPSか。
という問題を計算するならば
- 20ナノ(10**-9)秒から、1秒間に実行される処理を求める
- 手順1で出た数字を100万で割る
とすれば解決できるのです。
(計算)
- 20ナノ秒 =
- 1÷(20×10-9)=
- 1,000,000,000÷20=
- 50,000,000
- 50,000,000÷1,000,000=50
A. 5
以上、MIPSの計算についてでした。
あと、MIPSは同じ命令セットを保つCPUでなければ比較できない、ということもあるらしいです。(命令セットによって、処理に必要な命令数が変わるため、正確な比較ができない)
命令セットが異なる場合の比較にはベンチマークを用いるそうです。